概要
StimulsoftEX for OutSystems
StimulsoftEXは、StimulsoftReportエンジンを搭載したOutSystems向けに開発されたレポートおよびBIダッシュボード管理アプリケーションです。
レポートに関連するすべての操作は、ChromeやEdgeなどの使い慣れたブラウザでのみ実行できます。
DesignerとViewerはSDKとして提供されており、自由にカスタマイズできます。また、OutSystemsアプリケーションとして動作するため、専用の帳票サーバーを準備する必要はありません。
- 帳票サーバー不要
- クライアントサイドで帳票を生成可能なJavaScriptコンポーネント
- クライアントPCにデザインツール のインストールが不要
- オプションで、サーバーサイド側で帳票生成可能なC#モジュールあり
SDK
SDKに含まれるもの
Web Blocks
ReportDesigner
レポートテンプレートのレイアウトをデザインするためのツール
Report Viwer
レポートテンプレートのレイアウトを表示するためのツール
DirectPrint
レポートテンプレートのレイアウトを表示しないで直接印刷するためのツール
PDFダウンロード
レポートテンプレートのレイアウトを表示せずにPDFを直接ダウンロードするためのツール
Actions
GetReportTemplate
レポート名からレポートテンプレートを取得するサーバーアクション
GetSettings
レポートの設定情報を取得するサーバーアクション
GetTemplateFromDesigner
ReportDesignerからレポートテンプレートデータを取得するためのクライアントアクション
Actions(option)
GetReportCsv
サーバーサイドでレポートをCSVに変換するアクション
GetReportExcel2007
サーバーサイドでレポートをExcel2007に変換するアクション
GetReportHTML
サーバーサイドでレポートをHTMLに変換するアクション
GetReportImage
サーバーサイドでレポートを画像に変換するアクション
GetReportPdf
サーバーサイドでレポートをPDFに変換するアクション
GetReportPdfWithCertificate
サーバーサイドでレポートを証明書付きPDFに変換するアクション
GetReportPdfWithPassword
サーバーサイドでレポートをパスワード付きPDFに変換するアクション
*Options
PasswordInputUser
ユーザーパスワード
PasswordInputOwner
オーナーパスワード
UserAccessPrivileges
ユーザーパスワードにより、PDF文書を開き、複合して画面に表示可能
None = 0,
ユーザーパスワードにより、PDF文書を開き、複合して画面に表示し、その内容を印刷で可能
PrintDocument = 1,
ユーザーパスワードにより、PDF文書の内容を変更可能
ModifyContents = 2,
ユーザーパスワードにより、PDF文書の内容からテキストおよびグラフィックオブジェクトをコピー可能
CopyTextAndGraphics = 4,
ユーザーパスワードにより、PDF文書の内容にテキスト注釈を追加または変更可能
AddOrModifyTextAnnotations = 8,
ユーザーパスワードは、PDF文書の内容に関するすべての変更を許可
All = 15
KeyLength
RC4 algorithm, 40 bit encryption key length (Acrobat 3).
Bit40 = 1,
RC4 algorithm, 128 bit encryption key length (Acrobat 5).
Bit128 = 2,
AES algorithm, 128 bit encryption key length, revision 4 (Acrobat 7).
Bit128_r4 = 3,
AES algorithm, 256 bit encryption key length, revision 5 (Acrobat 9).
Bit256_r5 = 4,
AES algorithm, 256 bit encryption key length, revision 6 (Acrobat X).
Bit256_r6 = 5
GetReportPpt2007
サーバーサイドでレポートをPowerPoint2007に変換するアクション
GetReportWord2007
サーバーサイドでレポートをWord2007に変換するアクション
レポート作成
データの準備
レポートのエンティティを作成
エンドポイントにRESTを作成してデータを取得
レポートテンプレートの作成
レポートデザイナーを開き、新しいデータソースを作成
データソースとしてJSONを選択し、エンドポイントのパスを入力
レポートにカラムを配置
プレビュー
実装方法
レポートビューアの設置
ReportViewer Webブロックを配置
ReportViewerパラメータの設定
ReportTemplate : GetReportTemplate actionを使いレポートテンプレートを設定
ReportName : レポート名
DataSourceURL : REST urlを使用してデータソースを設定
DataSet : DataSetオブジェクトを識別する一意の名称
Width : ビューアの幅
Height : ビューアの高さ
ViewerOptions : ビューアのオプションパラメーター
EmbeddedFontFile : 組み込みフォント
Locale : 言語コード ("en" もしくは "ja")
ダイレクト印刷の設置
DirectPrint Web blockの設置
DirectPrint パラメーターの設定
ReportTemplate : GetReportTemplate actionを使いレポートテンプレートを設定
ReportName : レポート名
DataSourceURL : REST urlを使用してデータソースを設定
DataSet : DataSetオブジェクトを識別する一意の名称
PDFダウンロードの設置
DownloadPDF Web blockの設置
DownloadPDF パラメータ
ReportTemplate : GetReportTemplate actionを使いレポートテンプレートを設定
ReportName : レポート名
DataSourceURL : REST urlを使用してデータソースを設定
DataSet : DataSetオブジェクトを識別する一意の名称
EmbeddedFontFile : 組み込みフォント
レポートデザイナーの設置
レポートテンプレートデータを保存するためのテキストInputウィジェットを作成
Report TemperateデータをPreparationで準備
ReportDesigner Webブロックを配置
ReportTemplate : GetReportTemplate actionを使用しレポートテンプレートを設定
ReportName:レポート名
SaveButtonId : レポートテンプレートを保存するボタンのButton Id
Width:デザイナの幅
Height : デザイナの高さ
DesignerOptions : デザイナのオプションパラメーター
ViewerOptions : ビューアのオプションパラメーター
Locale : 言語コード ("en" もしくは "ja")
LocaleExt : 追加言語ファイルの有無
レポートテンプレートデータの保存
GetTemplateFromDesignerクライアントアクションでテンプレートデータを取得した後に保存します。
ダウンロード
ライセンス
Stimulsoft ReportManagerは、CommunityとEnterpriseの二つのエディションが用意されています。
StimulsoftEX Community エディション
無償
制限事項
- レポートに透かしが表示されます。
StimulsoftEX Enterprise エディション
すべて機能を利用可
サポート、保守、アップグレード対応
StimulsoftEX Enterprise エディションのライセンス
ReportManager Enterprise は、レポート作成に関するクライアントサイドのすべての機能を利用することが出来ます。
この商用ライセンスは、1年間のサブスクリプションで提供され、サポート・保守・アップグレード対応が含まれます。
Report or Dashuboard
ReportとDashboard どちらかの機能が利用可能です。
Report and Dashuboard
ReportとDashboard 両方の機能が利用可能です。